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ボクシングと看護師の二足のわらじ 東京オリンピック代表候補・津端ありさの強みとは?

発行元:テレビドガッチ | 登録日時:2020年9月2日 14:39

9月2日(水)日本テレビ系で放送の「スッキリ」では、東京オリンピック 女子ボクシングの代表候補・津端ありさ選手の特集を放送。森圭介アナが津端選手にリモートインタビューを行った。

■看護師の仕事とボクシングの練習を両立

実は、津端選手は現役の看護師でもある。キャリアは6年目で、現在埼玉県内の病院に勤務。担当するのは呼吸器外科で、手術の必要な患者さんに日々向き合っているそう。

看護師の仕事とボクシングの練習を両立するそのスケジュールは、とてもハード!

日勤の日は朝8時半から約9時間勤務した後、約2時間半練習。夜勤の日も、朝8時には起きて約2時間のフィジカルトレーニング。仮眠のあと17時から翌日の朝9時30分まで勤務し、昼食と睡眠をとった後も2時間半の練習をこなす。



■キャリアわずか1年で優勝

女子ボクシングがオリンピック種目として正式に採用されたのは、2012年のロンドン大会から。女子ボクシングは東京オリンピックで3度目となるが、これまで日本人の女子選手は予選で世界の壁に阻まれ1人も出場しない。津端選手はミドル級で、日本人女子初のオリンピック出場を狙っている。

そもそも津端選手はなぜボクシングを始めたのか。そのきっかけはダイエットだったという。

2018年11月から始め、2か月で本格的に競技にのめり込んだそう。津端選手はその理由を「ただ漠然とダイエットで続けるよりは、目指すものがあった方がボクシングも続けられる」と語る。

競技を始めてすぐその才能が開花。2019年10月、キャリアわずか1年で初出場した公式戦「全日本女子選手権大会」で優勝!デビュー戦にして、日本一に輝いた。

その瞬間をリングサイドで見ていたのが、のちに津端選手を指導することになる、日本ボクシング連盟 JOC強化スタッフの大谷栄二郎コーチ。大谷コーチは津端選手にボクシングの「素質」を感じたそう。

それは、下半身をいかした重い右ストレート。「右ストレートはすごくいい。力もあるし、その右ストレートをいかしたプレイスタイル、攻撃的なスタイルが彼女には合っていると思います」と大谷コーチ。

大谷コーチが「当たるかな?と思ってためらって打つより、思いっきり打った方が相手にもプレッシャーもかかるし、強引にいって当たるときもある」と語るように、競技歴が浅いからこそ、迷わず思い切りパンチを出すことができるのが津端選手。そこにボクシングの技術が加わって来ると、大きな武器になるという。

さらに大谷コーチは「腰から下がしっかりしている。パンチは、手で打つのではなくて下半身で打つところがありますので」と語るが、津端選手は中学・高校とバスケットボール部に所属しており、そこで下半身の土台が培われていた。腰をひねって下半身の力をパンチに乗せることができる。これも津端選手に備わっていた素質だ。

■初めての国際大会で見えてきた課題

日本一になり、一気に代表候補となった津端選手。ところが今年1月、強豪国・カザフスタンでの代表候補合宿で海外の選手とのスパーリングを行い、パンチのテクニック・フィジカルの強さなどに圧倒されたという。

さらに、合宿を経て今年3月に迎えたのが、自身2度目となる公式戦「アジア・オセアニア大陸予選」。結果は、初戦で韓国の選手に0対5の判定負け。この試合で、経験が浅い故の課題が見えてきたそう。

「ディフェンスがまだかなり甘いところがあった」と津端選手。また、大谷コーチは「駆け引きというところでは、やっぱりキャリアのある選手には勝てないところがあります。いいパンチを当てていたが、その倍以上にパンチをもらってしまった」と語る。

初めての国際大会で見えてきた「ディフェンス」という大きな課題だが、同時に、大谷コーチは津端選手の強みも見出していた。

「結構パンチをもらってて、タオルを投げようかなと思っているときに、津端が打ち返すんですよね。すぐ反撃に出てまた頑張るので、すごいなと思いました」と大谷コーチ。パンチを何度も顔に当てられた津端選手。試合の後半には出血もあり、リングサイドの大谷コーチはタオルを投げて試合をストップさせようとするも、粘り強さを発揮していたのだ。

■患者さんからお守りのプレゼントも

仕事と練習の両立を続けながら、試合ではどれだけパンチを受けても諦めないメンタルの強さ。その津端選手の心の支えとなっているのが「一緒に働いている職場の人たちだったり、患者さんだったり、練習を支えてくれているトレーナーさん」といった「周りにいる人」。患者さんから手づくりのお守りをプレゼントされたことも。そのお守りはリュックにつけ試合会場にも持っていくそう。

直近では、7月末には約半年ぶりとなる代表候補合宿も。津端選手は課題であるディフェンスの強化と同時に、武器の右ストレートに磨きをかける練習に大谷コーチと取り組んだ。

「パンチを当てようとして前に行くのではなくて、長い距離でボクシングをしたらどうかという話をして」と大谷コーチ。左手ジャブを放ちながら相手を牽制、相手との距離を測りつつ、ディフェンスをしながら右ストレートで的確に打ち抜く。この形が徐々にできあがっている。

「プレッシャーをかけて、パンチをもらわないように前に出て、思いっきり強い右を打つ。これができれば海外でも十分通用すると思います」と大谷コーチ。元々の素質に加え、ボクシングの技術も着実に吸収し、津端選手は成長を続けている。

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