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今、日本の未来を託せる政治家の条件とは? 日本のために命をかけた先人たちに学ぶ

発行元:テレビドガッチ | 登録日時:2020年2月23日 21:03

吉田茂という名を聞いて、何を思い浮べるだろうか? 教科書の中の人、国会の場で"バカヤロー"と発言して衆議院を解散した昔の総理大臣......そんなイメージが強いかもしれない。
混迷を深める今の政治状況だからこそ、かつて混乱期の日本を導いたリーダーの人物像を考えてみたい。

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テレビ東京開局55周年特別企画 スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」が2月24日(月・休)に放送される。

第二次世界大戦後、強いリーダーシップを発揮して占領下の日本で総理大臣を務めた吉田茂。彼は、マッカーサー率いる連合国軍総司令部(GHQ)と渡り合いながら日本の独立に尽力した。このドラマでは、未来のために信念を貫く吉田と、彼の周囲に集まった人々の熱き戦いを描き出す。

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吉田茂を演じるのは、笑福亭鶴瓶。愛嬌があって柔らかな鶴瓶自身のイメージとは正反対とも言える、偏屈で頑固な吉田茂を作り上げている。そんなギャップを味わいながら観るのも、面白い。また、マッカーサーに対して一歩も引くことなく、ユーモアを交えて彼の心をつかんだエピソードをはじめ、吉田が実際に残した逸話が盛り込まれる。

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吉田の側近・白洲次郎を演じるのは、生田斗真。海外での経験に基づいた広い視野を持ち、アメリカを翻弄する外交手腕を発揮した白洲は、28歳年上の吉田を"じいさん"と呼んで友情を結んだ。クールかつスタイリッシュにして"食えない"人物である一方、吉田を心から思う人間味がにじむ複雑な白洲の人物像を生田が体現。一見、まったく共通点がないように見える吉田と白洲だが、実はよく似ていたのでは......と思わせる2人の絆も映し出される。

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また、吉田の周りには、"吉田学校"と呼ばれる精鋭たちの集まりがあった。彼らの中には、吉田の後、総理となる人物が顔を揃えていた。沖縄返還を実現させ、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作に、安田顕。所得倍増計画を打ち出して高度経済成長の立役者となった池田勇人に、佐々木蔵之介。日本列島改造計画を掲げ、日中国交正常化を果たした田中角栄に、前野朋哉。各省で大臣を歴任、総理も務めた宮澤喜一に、勝地涼。アクの強いキャラクターを演じる個性あふれる俳優陣の演技が、ぶつかり合う。

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吉田を中心とした吉田学校の面々と白洲が日本の独立を勝ち取るため、GHQとスリリングな駆け引きを繰り広げる。個人的にはまったく気の合わない白洲と池田が、吉田の意思を背負い、日本の未来のために力を合わせるという展開が胸を打つ。

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吉田ら政治の世界で戦う男性たちにとって、身近にいた女性たちは重要な存在だった。しっかり者でファーストレディも務めた吉田の三女・麻生和子に、新木優子。和子の長男で吉田の孫となる現財務大臣・麻生太郎の幼少期が垣間見える描写も登場する。

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吉田に寄り添った内縁の妻・こりんに、松嶋菜々子。女優陣が、政治家を裏で支えた女性たちの生き方を確かな演技で表現し、強い印象を残す。

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日本のために命をかけた先人たち。この人たちがいなかったら、日本はどうなっていたのだろうか。そして今、日本の未来を託せる政治家の条件とは、何なのか? そんなことに思いを馳せながら、観たい作品だ。

(文/伊沢晶子)

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